初日からドタバタお騒がせダイバー1本目

もともとパラオに旅行に行くことは決まっていました。

「リゾート」で。\(^o^)/

ところが、急遽ダイビングのCカードを取得することになり、旅の目的はダイビングに。

ダイビング天国のパラオ

宿泊するホテルにもダイビングショップが併設されており、早速予約をしました。

 

Cカード取得後の初ダイビングがパラオというなんともドキドキの状態。(・_・;)

 

お天気は曇り。

雨季と乾季の間で、とても気圧が不安定とのこと。風がとても強かったです。

案の定波は高く、うねりがあって、船で出発したものの外洋に出る前に断念して引き返し、内湾で潜ることに。

 

船は私達夫婦ふたり以外に、数名の日本人。みなさんけっこう経験のあるダイバーさんでした。

 

ポイントは「ブイ6」

6名のダイバーに対し、2名のパラオ人ガイド(日本語話せる)がついて潜ります。

 

噂(?)には聞いていましたが、ここらのダイビングは上げ膳据え膳の「殿様ダイビング」

重器材のセッティングはしてくれるは、しょわせてくれるわ、足元がふらつくならば手を差し伸べてくれるわ(*´艸`*) エグジットの時はフィンまで外してくれて、引っ張りあげてくれてなんともいたれりつくせり。

伊豆で干潮の苔の生えたつるつるの岩場で自力でエグジットし、疲労困憊した苦労を考えれば天国のような状態です。

まあでもこれで甘えて自分で自分のことできないタイバーは失格ですよね~( ̄ε ̄;)

 

まず初めての「バックロールエントリー」(後ろ向きに座って背中からドボンと海に落ちるエントリーの仕方」に動揺する私 ヾ(;´Д`●)ノぁゎゎ

っていうか、ビーチエントリーしかしたことないし!

ベテランダイバーさんご夫婦に「バックロールのほうが楽ですよ」となだめられ、みんながエントリーしたあとに見よう見まねでドボン。

非常に見苦しい落ち方をしたと思うけど、そんなことどうでもよくて必死にブイの綱を探す!!

 

前日は飛行機が遅れてホテルに着いたのは夜中の2時。寝たのが3時 (つ_-*)。οΟ

やっぱり耳抜きがうまくできない・・・(-ω-)

特に左耳がぁぁぁぁ 痛いぃぃぃぃ

ガイドさんに必死にアピール 「こっちの」「耳」「ダメ」

水中ジェスチャーは世界共通。わたしは30cmくらい潜行するたびにこんな風に言うもんだから、まさに、3歩進んで2歩下がる。

やっとこさブイの下まで行ったわいいが、ちょっと沈むとダメ、高さキープ、それでもダメならちょっと上へ。

たぶんガイドさん「パラオでOW講習かよっ(*`ε´*)ノ」って思ってると思うけど、私はそれどころではない。。。

本来のバディである夫は耳抜きが全く問題なくできる人なので、スムーズに潜行。ガイドさんは、ヨメのバディーは私がやってやるから、ダンナは先へ進めとのこと。

ってなわけで、かなり潜行に時間がかって遅れをとってしまったのでした。

 

水中は視界が悪く、思い描いていたパラオの海ではありませんでした。

中性浮力もままならず、浮いては引っ張ってもらい、下がってはBCDに空気を入れてもらい・・・。

OW講習でやったことが完全に頭からぶっ飛んで、盲目の老人のようにガイドさんに手引されながらやっとこさ進む感じでした。情けない・・・。:゚(。ノω\。)゚・。

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↑まっすぐ進むこともままならない三歳児 (;一_一)

 

耳抜きとマスククリアに気を取られて全く魚見る余裕なし。

視界が悪くて上も下も距離感が掴めないってこんなに不安になるものなんですね・・・

 

20分くらい進んだでしょうか。(ダイコン見る余裕もなし)

すこし落ち着いたので夫とバディになって手をつないでもらってる時に、あら??

足が軽い。。。

っっああ〜〜!フィンが外れた〜〜!!!落ちてゆく〜〜〜―Σ(。ロ。|||)―!!

必死に夫に訴えかけ、落ちていくフィンを追いかける夫。

そして視界から夫が消え・・・・

・・・・ポツン・・・・ エエェェ!!??Σ(*゚□゚Σ(´口`;Σ(・д・!i!i)

下も上もわからない、バディもいない・・・・・ヤバイ。

(´;ω;`)

でも、こういうときはむやみに動いてはいけない、ここにすこしとどまろう、と思った瞬間・・・・

プカッ Σ(´・Д・`●)

ん?? あれ??? あがぁぁぁ〜〜水面に浮いてしまった。

一瞬のあいだに急浮上してたみたいです。

あとでダイコンのログを見てみたら、大した深くないところからの浮上だったので良かったですが。。。

だめですよね。。。

 

あとから聞いたのですが、夫はフィンが落ちていくのが間に合わず、そしたら底にいたほかのメンバーが拾ってくれたようです。

私が浮上したのを知ったガイドさんが、船に戻してくれ、「アタマ、イタクナイ?」と聞いてくれましたが、ほんと、ごめんなさい。

 

そんなこんなで、海外ダイブ一本目は非常にダメな感じで幕を開けました。

トホホ。

 

2本目に続く