ハルのこと⑩
強制給餌はしていませんので、もうほとんど水と、毎朝少し食べる卵黄のみで生きてるハル。
前のまん丸だったハルは見る影もなく、げっそりとやせ細り、骨と皮だけになって見ていても切なくなる姿です(>_<)
それでも、なんとかトイレや水飲み場には自力で行くのですが、力が入らない後ろ足はフラフラで、トイレも入りきらずはみ出しションをしてしまいます。
息苦しく浅く速い呼吸は見ていても辛く、いっそ早くお迎えがきてくれればハルも楽になるのに…!と涙ながらに祈ることもありました。
私自信も風邪を引いて体調不良のため、シルバーウィークはほぼずっと家でハルと過ごしました。
ステロイドと利尿剤は続けていますが、ハルが少しでも楽になるために何かほかにできることは本当にないのか、病院を受診しました。
すると、脱水がすすんでいるとのことで、水分を補う皮下輸液をすることに。
それだけでもハルは楽になるでしょうとのことです。
やり方を教えてもらい、毎日自宅で輸液をすることになりました。
静脈点滴と違って、血管に針を刺すわけではなく、皮を引っ張ってそこに針を刺すので素人でも簡単にでき、本人も痛がらず負担も少ないそう。
病院で一回分やってもらった帰り、すでにハルの顔つきが少しよくなってました!
さらに、自宅に帰ってからも最近はまったく食べなかった猫用レトルトフードも少し食べ、明らかに楽になった感じでした!
栄養は皮下輸液することはできず、水分補給だけなのですが、こんなにも違うとは!
今朝も早速皮下輸液をしたところ、やはり少し体調が改善してるようでした。
とはいっても、ガンが治ってきているわけもなく、とにかく苦痛を少しでも取り除いてあげられたら…という思いで、できることをしてあげたいです。